4-6-3のオールセーフ

素組んで、筆でペタペタと塗ったガンプラを紹介します。

G'mの、G'mの、G'mのLive-GYMにようこそー!!(ジム)

機動戦士ガンダム
HGUC No.020・1/144
[RGM-79] ジム

HGUC ジム

機体紹介

地球連邦軍の主力量産機。
ボールと共にワラワラと現れては、あっさりと撃墜されて散っていくを繰り返す、”地球連邦軍福本清三” ことジムです。
ガンダムの設計を基に製造されており、性能的にはジオン公国軍のザクをも上回るものであったらしいですが、ザクⅡの後継新型量産機がぞくぞくと登場する状況に、ふれこみ通りの活躍を見せる事はできなかった様です。
宇宙世紀随一の切られ役”の名を不動のものとした、シャア専用ズゴックに腹部を貫かれるシーンはあまりに有名。


キット紹介

HGUC版のジムです。
安心安全、信頼のHGUCですから、キットのプロポーションは良好どころか、劇中よりだいぶ格好いいくらいです。
箱絵の印象に合わせて白っぽい色で塗装してありますが、成型色はジム特有のあの緑がかった色でした。
色分けが優秀で、シールドの十文字もちゃんと別パーツになっているため、もうプルプルと細筆を振るう必要もありません。

HGUC ジムHGUC ジム
今回も説明書通りの組み立てと、水性塗料を筆でペタペタと塗りつけて完成です。
この時、はじめて白の塗装に挑戦したのですけれど、やっぱり色が乗ってくれず下地に塗った色が透けてムラムラに。
塗料を薄く溶いて重ね塗りをしようが、濃いめにして一発勝負かけてみようが、どうにもなりませんでした・・・。
つやありの白を混ぜたり、ジムの機体色ならば緑を少し混ぜたりしたら、また違った結果になったのでしょうね。
一向に正解にはたどりつけませんが、毎度毎度のこんな試行錯誤が楽しかったりもします。
 


武装は、ジムの代名詞ともいえるビーム・スプレーガンと、ビームサーベルです。
このビームスプレーガンって武器、昔のスパイ映画の主人公が持っている小型の銃っぽくて、凄く好きなんです。
なので、ポージングもそれっぽくしていますが、伝わるかなぁー?伝わってほしいなぁー
 


ビームサーベルの方は、刃の部分がクリアパーツで表現されたものではなく、単色成型の棒でした。
旧キットに転用するには、クリアの刀身よりこっちの方がしっくりくる場合もあるでしょうから、使い勝手はありそう。
 


HGUC初期のキットではありますが、可動は良好だと思います。
腰をひねることもでき、太ももこそ高くはあがりませんが、開く方の可動は問題ないですし、膝もばっちり曲がるので、写真のようにダイナミック(?)なハンドボールのシュート姿勢だって可能です。
注)ちらりと見えているディスプレイ用の竹串は、本キットに付属しているものではありません。 
 
可動が優秀なことを確認できたので、シャア専用ズゴックと並べて、あのお約束ポーズをしてみましょう。
 


とぅぉりゃぁぁーー!!!
はい、「HG ガンダムバルバトス」に続き、恒例の後ろ回し蹴りポーズです。
今回もバッチリ決まってますね(大満足)
 
ちなみに腹部を折り曲げるような可動はありませんので、例のシーンを再現したいのなら改造は必須です。
もっと言うと、シャア専用ズゴック側も、納得のいくポーズにするには各所可動の変更・改修が必要と思います。
 
こうして考えると、アニメって結構無茶苦茶な動きしてくれてますよね。
しかしその無茶苦茶を、説得力のある形に落とし込んで再現してしまうモデラーさんがいるのですから、そのセンスと技術と熱意を心から尊敬しますし、そういう作品を鑑賞できる幸せに感謝の気持ちしかありません。
 


最後はやっぱりこのツーショットで。
一年戦争の戦場に、この機体たちが居ないということは絶対に考えられない名脇役2機ですね。
うん、やっぱりこの組合せでのディスプレイが一番しっくりくるな。
 

HGUC ジム
パッと見は地味かも知れないけれど、男女問わず非常にファンの多い、”宇宙世紀星野源”。
HGUC ジム」のご紹介でした。